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【CAD】Fusion360でスケッチを利用してメカニズムの動きを見てみよう

ソリッドモデラーの良いところは、単にパーツを組み合わせるだけでなくて、干渉しているかいないかとか、モーションのあるものなら、CAD上で動かしてみて動きが妥当かどうかなどを確認できるところだと思います。

最近、私は大学の授業で機構デザインなども教えているのですが、座学だけだとどうしても興味を持てない場合でも、3D CADでアセンブリを組んでみて動かしてみるほうが、よく理解できるということがあります。

たとえば、以下のようなワイパーを模したリンク機構も、紙の上だけで説明するよりも動かしてみたほうが理解が進みますね。

でも、モデリングする前にもっとざくっと検討できたら便利ですね。

そんな時には、スケッチを利用してみると良いですね。

このように先程のアセンブリのヒンジ間を結ぶ長さで線を引いて必要な拘束条件を定義してみます。

で、あとはスケッチを終了して動かしてみます。

アセンブリを組んだ時のように、モーションをつけて再生することはできませんが、簡単に手で動かすことはできます。

スケッチの使い方は単にモデリングをするだけでなくて、簡易にモーションをつけて見ることもできるので、試してみてください。

こちらの動画も参考にしてみてください。

ではでは~

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