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Autodesk Inventorで作業平面のコマンドを使わずに作業平面を作る話

皆さん、こんにちは。

結局ブログがコンスタントに続かない水野です。

でも、今回は前回のブランクよりは短いです。

でも、CAEネタが思いつかなかったので、モデリングネタにしました。

読者の中にAutodesk Inventorを使用されている方がどのくらいいるのかわかりませんが、Autodesk Inventorネタです。

ソリッドモデラーで立体を作る場合には、まずスケッチから始めますね。
で、そのスケッチに必要なのは平面です。
既存のソリッドの平面を使用する場合もあれば、作業平面を使用する場合もあります。

これは、Inventorに限らず、Fusion 360でもSOLIDWORKSでも同じことですね。

作業平面を作るためには通常、作業平面を作るためのコマンドを使用します。
これは基本的にはInventorでもそうです。

ただ、作業平面を作ればだいたいその後にスケッチという操作が続くので、スケッチの開始と作業平面の作成がいっぺんにできれば良いですし、そうでなくても手数はできるだけ少ないほうが楽ですね。

ということで、今回は作業平面を作成するためのコマンドを作成せずに、作業平面の作成をする方法を動画にしてみました。

知っている人にとっては何ら新しい情報ではないですが、案外知らない人もいるようなので・・・。

ただし、すべての作業平面の種類については、というわけではありません。

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3Dプリンター使う時に地味に便利だったりする、SOLIDWORKSのねじ山フィーチャーとかFusion360のねじフィーチャー

皆さん、こんにちは。

不定期でもとにかくブログを続けることが目標になった水野です。

毎日色々とモノを作ってます。

さて、皆さんはねじ山をモデリングする時にどうしてますでしょうか。

たいていの機械系CADにはネジフィーチャーとかってありますよね。それもかなり前から。

でも、物理的にネジ山をモデリングはしていなくて、ネジを定義はするけれどモデリング的には何もなくて単にネジのテクスチャがそこに貼られるだけです。

で、実際、それで問題ありませんよね。

どっちみちねじ山は後で加工するので、下穴さえちゃんとできいて、そこがネジ穴がであることがわかればよいのですし。

もちろん、3Dプリンターで作る場合にも、ねじ山は後で加工することができるので同じようにすればよいですよね。

でも、やっぱり直接プリント出来たらな・・・と思う時ありますよね。特に比較的大きめのネジだったりすると。

従来それをモデリングしようと思ったら穴に沿ってスパイラルを描いてそのスパイラルに沿ってねじ山の断面をスイープするとかって必要でしたよね。

と思っていたら、いつの間にかネジが簡単にモデリングできるようになってました。

普段使わない機能はあっても気が付かないことが往々にしてありますね(笑)

SOLIDWORKSは2016から?いつの間にか入っていたんですね。

こんな感じで。

これ、そこそこ直径がある(10cm 程度)で、ネジではめ合わせる容器なんですが、もちろん、このねじ山フィーチャーで相方もモデリングしました。

で、こんな感じで光造形で作ってみました。

この写真からだけではよくわかりませんが、実にいい感じにきついはめ合わせになっています。(もちろん、公差等を考えないといけないことに、かわりはありませんが)

ただ、一品物できちんと機能するものを作ってくれ、という状態でこのような形状がある場合、一気に3Dプリンターでできるので便利ですね。

もう、そのまま納品できそうです。

と思っていたら、Fusion360のネジフィーチャーでは、従来のメカCAD同様の扱いをできる一方で、上で紹介したように物理的にもねじ山きれたんですね。

今回の出力は、SOLIDWORKSで作成したモデルですが、同様のことはFusion360でもできるようになってるんですね。
(Inventorはどうした??)

こういうニーズって実は、3Dプリンターがポピュラーになったからじゃないのかな。

とすると、加工機の普及度合いが、3D CADなどのモデリングソフトにも影響を与えているってことですね。

というのが僕の見立てです。

どちらもしても便利になりました。

ということで本日はここまで。

ではでは~

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